カウンセリングのご利用にあたり、よくいただくご質問をまとめました。
カウンセリングはどのようなときに利用するのですか?
一人で抱えているのが難しい心の問題やお悩みを、カウンセラーとじっくり話し合うことで、問題が整理され、客観的な視点や新たな気づきが得られ、方向性が見えてくることがあります。詳しくはホームページ上のカウンセリングについての項目をご覧ください。
ただ話を聴いてもらうだけでも可能でしょうか?
はい、もちろん可能です。「カウンセラーに聴いてもらおうかな」という感覚は、「親友でもなくSNSとも違う、守秘義務のある専門家に話したら、どうなるかな」という気持ちにつながっていることがあります。
初回(インテーク)面接では、「聴いてもらおうかな」と思った時のことや回数の希望(たとえば3回)をどうぞ遠慮なくお話しください。
どのような人が面接者(カウンセラー)なのでしょうか?
大学・大学院修了後、長年訓練を続けている心の専門家(公認心理師・臨床心理士)です。
心理面接とは何ですか?
色々な答え方ができると思います。「どのようなときに利用するのか」というQ&Aの記述が参考になるかと思います。
ひとまず、自分のこと、自分と他者の関係のこと、自分の状況のこと、自分のこれまで・いま・これからのことについて考えていく場である、と言うことは可能ではないかと思います。
カウンセリングを受けるということは、利用する方にとって様々な気づきや発見、安心感などを得られる、これまでにない新しい体験の機会になることが多いようです。
医療機関(精神科・心療内科など)に通っていますが、カウンセリングを受けることはできますか?
医療機関(精神科・心療内科など)を受診中の方は主治医の紹介状あるいは診療情報提供書をご持参ください。
カウンセリングの時間や頻度について教えて下さい。
1回50分以内の面接を、週1回〜月1回程度の頻度で行うのが基本です。ご相談者のご希望をもとに、担当カウンセラーと話し合いの上で決まります。
面接を続けている中で、担当者との話し合いの上で自立に向けて徐々に頻度を下げていくということは、方法として取られることがあります。
カウンセリングを1度受け、その後続けるか決めたいのですが…
ご自身の希望を初回(インテーク)面接でカウンセラーにお伝えください。とりわけ開始時点では、「カウンセラーに会って話してみた上で継続を決めたい」と考えることは、極めて自然なことでしょう。
営業時間内には来所できないのですが、朝早くまたは夜遅くにもカウンセリングをしていただけますか?
ご不便をおかけいたしますが、営業時間(8:30~21:00)外の対応はいたしておりません。
初回面接に遅刻した場合、時間をずらしてもらえますか?
原則予約制のため、お時間に来ていただくようにお願いしております。遅れて来室された場合でも時間の延長はできませんのでご承知おきください。
車で行くつもりなのですが、駐車場はありますか?
センター専用の駐車場はあいにくございませんが、センターが入っているビル(シャトー清幸ビル)の近隣に有料駐車場(60分200円程度)がございます。そちらをご利用いただければと思います。
子どもの外出が難しく相談につれていけませんが、親だけでも受けることはできますか?
可能です。ご家族の中で相談しに行ける立場にいる人にお越しいただくことが一番の近道であろうと思います。
付き添いの人間が待てる場所はありますか?
センター内に待合室がございますので、そちらでお待ちいただく事が可能です。ただ広い待合室ではございませんので、譲りあいの上、ご利用下さい。
オンラインカウンセリングはできますか?
現在のところ、初回(インテーク)面接はセンターでの対面で行っています。
2回目以降の継続面接については、<Zoomを利用した遠隔カウンセリング>や<電話カウンセリング>をお引き受けします。なお、初回(インテーク)から毎回オンラインで行うカウンセリングは目下準備中です。
未成年ですが、カウンセリングを受けられますか?
未成年の方のカウンセリングも場合によりお受けしています。本人・保護者による申し込みと両者の同意書が必要になります。
センターではどのような感染対策がなされていますか?
熊谷心理センターでは新型コロナウイルスの感染症拡大防止対策を行っています。
他の心理相談室に通っており、同時に2カ所の相談室に通いたいと思っていますが、可能ですか?
既に他の相談機関をご利用中で当センターをご希望の方は、現在の担当カウンセラーとよくご相談ください。
なお、学校の相談室や職場の相談室をご利用中の方で、外部の相談室に意義を感じて当センターの利用を希望する方はその旨お申し出ください。この場合、複数の相談室の利用で混乱を生じないよう留意することが必要となります。
保険証は使えますか?
健康保険・介護保険は使えません。医療機関ではないため、自費での面接となります。あらかじめご承知おきください。
キャンセル料金は発生しますか?
「ご利用料金」にありますように、キャンセル料として下記の料金をいただきます。
公認心理師・臨床心理士とはどのような資格ですか?
【臨床心理士】
日本臨床心理士資格認定協会(公益財団法人)が認定する、1988年に認定されて以来の歴史と実績を持つ資格です。指定大学院修了後、筆記試験と面接試験に合格したものに与えられます。5年ごとの更新が義務付けられており、継続的な研修が必要です。
【公認心理師】
日本で唯一の心理職の国家資格です(2017年9月に公認心理師法が施行され、2018年に第一回試験が行われました)。保健医療、福祉、教育、産業といった、諸領域と関わりを持ちながら支援を行います。
資格があればよい仕事ができるとは限りませんが、この2つの資格を保持していることは、一定の基準をクリアしたカウンセラーを探す上での1つの目安になると思います。
相談していることを家族にも知られたくないのですが、秘密は守っていただけるのですか?
基本的には家族も含め、相談している事実・相談内容を他者に知られることはありません(ただし生命・財産の危機があるときは除きます)。
より正確には、ご自身の情報が誰まで伝わるかをご自身で決めることができます。危機的なことがあった時どうするかも事前に話し合うことができるでしょう。
医学的な検査や投薬など、治療行為は含まれますか?
当センターは医療機関ではないため、診察や医学的な検査、投薬治療などの医療行為は行っておりません。ただし必要に応じて、医療機関をご紹介することがございます。